夏目友人帳 

ニャ「もうすぐ永久が目覚める時だな…」

と、ニャンコ先生が小さく呟いた。

夏「永久って?」
ニャ「お、興味があるのか〜?」
夏「いや…、ただ先生が呟いただけだからちょっと聞いただけだよ」
ニャ「ま、話してやろう。  
…永久という者は妖怪だ。見鈴山に眠っている妖怪一、美人な御方だ」
夏「眠っている?何故?」
ニャ「妖怪の世には、美人な妖を何年か眠らせる行事がある。何故そのような行事が生まれたのかは不明だが。…その者に選ばれた者は、計10回の深い眠りにつくのさ。最初の一回目は10年間眠りにつく。そして二回目の眠りにつく前に二年間休養がある。二回目にはさらに80年眠る。三回目は160年…と眠る度に年数が増えていく。10回眠ると役目を終えて、新しい者に受け継がれるのさ」
夏「変な行事もあるものだな」
ニャ「ま、そう思うだろう。だがな、今年目覚める者は何時もとは違う、相当な美人らしいのだ!でも、新人で今年が一回目の休養らしいのだ。
…どうだ?一緒に来るか?」
夏「先生は行くのか?」
ニャ「夜には宴だからな。」
夏「そうか、行ってみようかな。…でいつなんだ。」
ニャ「明日の昼だ。一目見ようと色んな妖が沢山集まるぞ。気をつけて行くんだな」
…永久か。ま、あまり興味は無かった。暇潰しでもと思って。

夏「今日はもう寝るぞ。」

ー翌日ー
午前はただなんとなく学校の授業を受け、永久はどんな人…あ、いや妖怪なんだろうとぼんやりと想像していた。

そして、午後4時頃。俺は眼帯を身に付け、ばれないように静かに妖の中に紛れ込み永久を待った。

名「やはり夏目も来てたか。」
と、突然後ろから声がして少しの間動けなかった。
夏「名取さん。どうしたんです?貴方も永久を?」
名「一目見たくてね。そういえば早急猫ちゃんに会ったよ。私は宴だけ参加すると言ってたけど」
夏「そうですか。」

妖怪達が騒ぎ出した。
妖「おぉ…!ついに永久様が目覚められるぞぉ!」
妖「永久様ぁ…」

永久の周りには沢山の妖に囲まれて、よく見えなかったが、永久の入っている棺はガラスでできていて、可愛いらしい花が沢山散りばめられていた。

バリーンッ

何かが割れるような音がした。と、そのとたん空から沢山の花吹雪が。
永「う… よく寝た…です…」
伸びをして棺から出てきた永久を夏目はようやく初めて見ることが出来た。
夏「綺麗…」
その永久はとてつもなく美人で、そこらのTVに出るようなモデルや女優よりも遥かに美しく、長くて黒い髪は太陽の光を反射して…なんて例えたらいいのだろうか。だが思ったよりも、見た目は若くて、人間だったら夏目と同級生だろうか…

妖「おぉ…!永久様が目覚めた。」
妖「この日を待っていました。」
と、歓迎の声が。

永「皆様、10年の時を得て永久は此処に参られた。今日はそれを祝して宴です。さ、飲まれよ」
待ってましたと妖怪の声。

その時永久と目が合い、近づいてきた。
永「貴方は、あの方に似ている…」
と、夏目の頬を手で優しく触ってきた。
夏目はびっくりしてまた声が出せなかった。
夏(永久が…近くにッ!?)
永「………ハッ!ご、ごめんなさいぃ(汗 本当に…えっと貴方を見たらつい我に帰ってしまって… 本当に申し訳ないですぅ…」
涙目で顔を赤く染めて謝ってきた。
口調からすると、ちょっと引っ込み思案な感じが伝わってきた。

夏「あ、いえ、とんでもない。構わないです。」
夏(まだ、頬に感触が…)
と夏目も、少し顔を赤くした。
永「あの…夜も来ますか?」
夏「あぁ、今日はずっと居ようと思っています」
永「そうですか。その時はお話しましょう」
とにっこり微笑んだ。
夏(ドキッ…)

ー夜ー<宴会場にて>
ニャ「♪るるるーららぁん あぁ、いい気分だ、なぁん」
夏「おいコラ、しっかりしろよ先生」
ニャ「夏目も飲むかぁ?」
夏「飲まん。」
ニャ「あ、そういえば名取はどうしたぁ」
夏「夜は来ないんだって。仕事があるとか…」
ニャ「チッ…肴がぁ…」

永「お話してる間、御免なさい。」
夏「あぁ、永久さん…じゃなくて永久様」
永「永久でいいんですよ。私、様付けで呼ばないでって他の妖達に言ってるのですがね、中々聞いてくれないものでして…」
夏「はぁ、そうなのですか。あ、あの…話変わるんですが、昼のあの人に似ているってなんの事ですか」
永「あ… それがですね。私、実は人間だったのです。妖になる前…17年ほど前のことです。中学生の時、私は駅のホームに立っていると後ろから立っていると誰かに押されて、落ちてしまったのです。その時、急いでホームから飛び降りて助けてくれた人が居るのです。その後、私が病で倒れすぐに亡くなってしまうのですが。その友人と貴方のその瞳から伝わる、優しい感じがとても似ていて…」
夏「大切な方だったのですね。つい最近まで人間だったのですか…」
永「はい… 何だか嬉しいです。」
夏「え?」
永「貴方と居ると、昔を思い出して… クスッ」
彼女の表情から少しだけ、悲しみが見えた 気がした。
永「あ…そういえば、名前を伺っていなかつたですね」
夏「あ…えっと、その」
永「貴方、人の子ですよね。大丈夫。私は人の子を喰ったりはしませんよ。悪い事に使おうだなんてとんでもない。それに喰ったら共食いみたいな感じじゃないですか(笑」
優しく微笑む彼女。悪意なんか全然感じない。
夏「夏目…夏目貴史です。」
永「夏目…あ、思い出した!レイコさんのお孫さんなのですね」
夏「はい」

妖「永久様ぁ〜 此方にも来て下さいぃ〜」
永「おっと、すみません。長くお話してしまいました。…夏目、また会いましょうね」
といって、立とうとした瞬間着物に足を引っ掻けてしまって、夏目の腕の中に…!
夏、永「………。」
夏(あれ、今俺…永久を抱いてる!?)
永「う…びっくりした… …ハッ ご御免なさい// い痛くなかったですか?私って、ドシで…」
夏「……え、あ、はい。俺は何とも…」
永「良かったです… 支えてくれて、有難う。ではまた。」
夏「あ、あぁ」
真っ赤になった頬を手で隠して、永久はスタスタと歩いて行ってしまった。

夏(と、永久を!?// なんか長いこと抱いてた気がする… 何か優しい匂いがして柔らかい感じがしたな) 
と、思い出したら顔が熱くなってきた。
永(いけない…人の子に惚れてはならぬ。でも、夏目は…)


こうして宴が終わり、二週間たって夏目はまた、見鈴山に出掛けた。
ニャ「何だ、永久に会いに行くのか」
夏「まぁ…」
ニャ「………… 。」
夏目はあれから、永久の事ばかり考えてしまって我慢出来ずに永久を探しにきたのである。

夏「永久…!」
永久は花畑に座り、蝶と遊んでいた。
永「あら、夏目!どうしたの?」
夏「ちょっと…永久に会いたくて…」
永「………! 有難う、嬉しい//」

それから、二人は何度か会うようになって次第に恋に落ちていった。
妖怪に惚れちゃいけないのに。
人の子に惚れてはいけないのに。


あれから2ヵ月半。ほぼ毎日のように会っている。学校がある日も一番に教室を飛び出して。
西「最近、夏目が早く帰っちゃうんだよな」
北「昼休みに言っとけばいいんじゃねぇの?」
西「いや、用事があるからって…」
北「彼女でも出来たんじゃ?」
西「!? mjか」…<夏目と永久>
木陰で永久は座り、夏目は寝そべって本を読んでいた。
すると、永久が下を向き、呟いた。
永「わ、私…夏目とずっと一緒に居たいです」
急に言われたので反応が遅れた。
夏「!?… 有難う。俺もだよ」
永「き… 私、夏目のことが…好き。人の子に惚れちゃうなんて… いけないと思って最初は何度も、好きにならないようにしてた… だけど無理だった。一目見たときから、気になっていましたぁ//」
と両手で必死に顔を隠そうとする。
夏目も座り込んで、
夏「俺も同じ。妖だから…駄目なんだって。でも、好きになってしまったんだよ。その気持ちは止められなくて…
好きなんだ。永久」
           ギュッ
永「やっと、伝えれた…」

妖怪だから。人の子だから。
でも好きになったら仕方がないんだよ。最期がどんな風になってもいい。今が幸せなら…


夏「休養が終わったら、もう会えなくなるんだね…」
永「希望はありますよ。夏目が97歳まで生きればまた会えますよ」
夏「そんなに生きてられるかな…」
永「会いたいと思えば生きれるかもですね」
夏「クスッ そうだな」
          ギュ~
永久を後ろから優しく抱き締めた。涙が数的こぼれ落ちた。
永「…泣かないで。大丈夫ですよ」


ニャ「おい、夏目。永久と付き合っているのか?中級から聞いたぞ」
夏「…あぁ。最期はどちらとも悲しくなるのはわかっている。だけど今だけは幸せでいたいんだ。妖怪に恋するなんて、可笑しいよな… でも …」
ニャ「…好きになってしまったら仕方ないさ」
夏「…そうだな」<残り1年7ヵ月>
今日は夜でも気温32度を上回る暑さ。近くの神社で、夏祭りが開催されているとのことで永久を誘い行くことになった。
夏「他の人には見えないんだよな…」
永「見えるようにして欲しいですか?」
夏「………え、えぇぇぇ!?永久、本来の姿が人間を型どっているのにできるのか!?」
永「私ほどの大妖怪なら、難しいですけど出来ると言えば出来ますよ。けど…」
夏「けど?」
永「私の妖力をほとんど使ってしまうので50分しか持たないんです…」
夏「永久は大丈夫なのか?」
永「夏目の要望ですよ、大丈夫です^^」
夏「あまり無理するなよ?」
永「はい。では…   ボンッ!
と永久の周りに煙が囲んだ。
永「ふぅ…外見は変わらないですけど、今日は何時もより妖力を絞って、着物を浴衣にしましたよ。夏目がせっかく誘ってくれたのですから、お洒落くらいしないと」
と微笑んだ。
夏「…綺麗」
と夏目は小さく呟いて永久のおでこに優しく口を付けた。
永「!?///」
夏「ハッ!御免…永久が可愛すぎて、つい…」
永「っ〜!///」
赤くなりすぎて倒れそうになりそうになった。
永(可愛いって…//)
夏「ほら、行こう」
と永久の手を握った。
永(うわぁ//初めて手を握った… 夏目の手から、温もりを感じる…)
永「私、妖怪だから…手、冷たくないですか?」
夏「全然。むしろ優しさが伝わってくる」
永「優しさ…」
夏目も何か今日は乱れていた。何時も以上に緊張する。
夏(ドキドキしすぎて、鼓動が手から永久に伝わってしまいそう…)

それから、少しの間色んな屋台を回った。
永「お金…持っていなくて御免ね(妖怪だから)」
夏「全然気にしてないよ。てかまだ全然買ってないよ」
夏目は優しく頭を撫でてきた。それがもっと申し訳ない気持ちになった。

と、そんなことを考えて夏目の方を見ると夏目はクレープを食べていた。
永久は人間の頃、大好物だった甘いスイーツ。その中でもクレープは一番好きだった。もう何年も食べていなかったから食べたくなってついクレープを見つめてしまった。
永(ジー…)
夏「うん?欲しい?」
永「え、そんな別に…」
永「夏…」
夏「我慢しなくて良いんだよ?ほら」

僕ハ、此処ニ。 1

ー此処ハ哀シイヨ。冷タイ場所ダヨ…ナノニ君ハ、此処ニ居タインダネ。モウ昔ミタイニ止メタリシナイサ。
             …君ガ望ンダコトダカラー

今日は11月の4日。時刻は、丁度2時。つい前までの街の背景は、ハロウィンで南瓜のお化けや可愛らしい魔女が沢山飾ってあったりしたけれど、もうクリスマスの飾り付けがしてある店もある。そんな街をただ立ち尽くしているのは僕だ。
僕の名は、沖山裕。中学2年の美術部所属。彼女いない歴14年。目立ってはないが、友達は結構多くて顔立ちもイケてる方のクールな男子中学生だ(自称)
 ナルシストとかキザとかじゃない。この時期の男子は大体、自分が一番格好いいと思っているだけなのだ。

 そういえば君、誰も居ない世界ってあると思うか? いや…奇妙なことを聞いてしまったね。御免、忘れてくれ… いや、でもね。もし君があると思っていたら、きっとその世界に通じている扉が開くかもね…。  いや、本当に何言ってるんだろう僕はw

「あれ、沖山君じゃない」
急に後ろから声がして、僕はすぐには声が出せなかった。
「…あ、琉架ちゃん」
僕を呼んだ彼女の名前は西谷琉架。僕の幼馴染みである。彼女は、平均より少し上くらいに頭が良くて、可愛い方で人気もの。色んな人に好かれてる。
僕と同じ美術部所属である。

琉 「商店街で何かお買い物?」
裕 「え… ま、そんなとこ。琉架ちゃんは?」
琉 「私は絵の具とか筆をね。江戸コンが迫ってきたからね。ちょっと家でシュミレーションをやろうと思って」
あ、そうか。もうすぐ部活でのコンテストが迫っているのか… 面倒いな…
琉 「ねぇ…今こんな事言うのも変だと思うんだけど…
   その…私、沖山君の事が」
(周りに居た人々)きゃぁぁぁぁぁぁ!!!

琉 「え… 何?」
人A 「さ…殺人気よ!!!!!」
   きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
殺 「お、可愛いお姉ちゃんではないか」
と、殺人気が琉架の前に来ると琉架の首に腕を巻き付けた。
殺 「ふふふ… 俺はここで50人もの人間を殺す!残りは42人だ。逃げる者は容赦しねぇ」
琉 「うぅ … だ、誰か…」
琉架は俺に助けを求めるように唸った。
…でも、琉架を助けにいった所で俺の命は無い。助けにいくなんて自分から命をたとうとしているだけだ。

琉 「お…沖山ぁ…く」
殺 「さっきから煩いんだよォォ!」
             グサッ

復帰はしないと言いましたが...やってしまいましたw 勝手な奴ですみません(´Д`;)ヾ
うごが終了したら急に悲しくなってきて... それで、ダイアリーを久し振りに見に来たってわけです。
私がうごをやり始めたのは小3の夏。っていうことは、約3年間うごにお世話になりました。この3年間で沢山の人に出会いましたし、何より支えてくれる友達ができました。お嫁さんもできました。
本当に楽しかった。 はてなさん、今まで本当に有難う...

ダイアリーは3Dうごメモが出るまでちょこちょこ更新しますね(´

辞めます。

本日で、うごシア&ダイアリーでの活動を辞めたいと思います。
  …本当に有難うございました。
 (来月までには一応、ダイアリーを見ますのでコメは速めにしてください)
   また、やるかもしれません。
それは、何年先になるんでしょうか…

  また会う日まで お元気で。

とび森&RF4の実況

〜 とび森 〜
 1月27日に、おねだりして買ってもらいましたww めっちゃ、ハマりますね…ww
ローン3回目を払い終わるところです。
 今日、クラブ・444の書名を書いてって言われたとこですが、カーニバルで今日はできないんですね;
       …残念…
 今日、2個目の公共事業ができました!えっと、キャンプ場とつり橋です。 橋が増えると、めっちゃ便利ですね(´`*)
 メダル4個です<(´`#)遅いですかね…?

〜 RF4 〜
とび森買ってから、あんまりやってないんですが…。えっとですね…12月頃に弟にデータが上書きされたんですよ…(´;ω;`)それで、また最初からやり直しで最初はショックで泣いてましたww …キール君((
 それでもうい今は前より進んでたり…((
前の方は結婚してたんですが、まだ今の方は恋人です(´∀`*)
     キール君超好き〃


妄想がヤバいww

3DSのインターネットブラウザーから、更新出来たのでしてみましたww
初めてやったので凄いびっくりしましたね(´д`ww
これから、ブラウザーから更新する事が多くなるかなって思いますのでw

H/K 今日、気持ちが悪くて学校休みました。ま、でも、もう悪くないんでwほとんど寝てましたね…(( 気づいたら、4:30で弟が帰ってきてましたw  

                         終わり☆°.